電子カルテ
義務化迫る
電子カルテ選定で困った時に見るサイト

医療DXを取り巻く環境
医療DX(デジタルトランスフォーメーション)は、医療業界において急速に進展している重要なテーマです。この変革は、単なる技術の導入に留まらず、医療提供の質や効率性を根本的に変える可能性を秘めています。医療DXの中核には、医療情報のデジタル化があり、電子カルテ(Electronic Medical Record, EMR)はその要となる存在です。
電子カルテは、患者情報の管理や医療サービスの提供において中心的な役割を果たしており、医療DXを進める上で欠かせないツールとなっています。
医療現場において、従来の紙ベースのカルテは医療情報の管理において様々な課題を抱えています。紙カルテは、物理的な保存スペースの問題や情報の検索性、共有の困難さといった制約がありました。また、情報が分散しているため、患者の診療履歴や薬剤情報の一貫性を保つことが難しく、医療ミスのリスクを高める要因ともなっていました。
これに対し、電子カルテは、患者の診療情報をデジタル形式で一元管理することにより、情報の迅速な検索や共有が可能になり、医療現場での業務効率を飛躍的に向上させます。
電子カルテとは
従来使用していた紙カルテを電子データに置き換え、電子情報としてカルテを記録・管理するシステムで、病院運営に関わる環境改善と生産性を上げるための設備投資です。
電子カルテ導入のメリット
1.情報の管理、共有
情報をデジタル化して瞬時に管理、共有が出来るため紙カルテに比べ圧倒的な優位性があります。
例えばスタッフが患者さんの名前、住所、問診票、症状、既往歴などを受付で端末に入力すれば、医師は診察室にいながら情報を確認する事が出来ます。また医師のカルテ入力が終われば、事務で再入力をする事なく医療費が自動計算され、会計もスムーズになります。
2.時間短縮
電子カルテを導入すると効率よく業務を進めることが出来ます。これまでのように、紙カルテやレントゲン画像を探したり、情報共有のために外来や病棟を行ったり来たりする時間が必要なくなります。
また、日常業務の入力などをテンプレート化することによって時間短縮を図り、患者さんの診察や治療などの本来の仕事に集中する事が出来ます。
3.採用
電子カルテを導入する事で若いスタッフを採用しやすくなるなどのメリットがあります。
また電子カルテ導入のデメリットとしてシステムに馴染みのないベテランの従業員が、操作に慣れるまでに時間を有するという課題がありますが、若いスタッフがフォローする事で院内のコミュニケーションが増え、逆に職員の定着率が上がったという事例もあります。
電子カルテ導入までの選定内容とスケジュール例

候補となる電子カルテのピックアップ
導入後は簡単に別の電子カルテに乗り換える事が出来ないため慎重な吟味が必要です。選定の基準は病床の種類、病床数、オンプレ型、クラウド型など様々です。
・オンプレ型とは
オンプレミス型の略。電子カルテサーバを院内に設置し、各PCはローカルネットワークで接続する。院内のみで完結したシステムのこと。
・クラウド型とは
クラウド上に電子カルテサーバを設置し、各PCはインターネットで接続するシステムのこと。
予算決定
導入における初期費用・月額費用はどの程度まで許容できるか決定しておく必要があります。
おおよその予算を検討し、実際には複数社の金額を比較したうえで、実現したい機能とのバランスを見て決定することをお勧めします。
導入目的の整理
候補となる電子カルテメーカーと予算が決まったら実際に面談をして実現したい要件を伝えましょう。サポート体制や他のシステムとの連動についても確認が必要です。
デモンストレーション
実際のデモでは欲しい機能が実装されているか、画面は見やすいか、操作性が良いか、処理速度は十分かなどを確認しましょう。
テスト導入
デモを行い導入する電子カルテが決定したら医師、スタッフが操作を学習していきます。レクチャーの方法は研修会を開いてくれたり、WEBコンテンツを掲示したり各社によって対応は様々です。
実際の医療現場を想定し課題点を整理しましょう。
稼働開始
電子カルテの導入直後はシステムに慣れない事で思わぬトラブルが発生する可能性があります。
医師、スタッフ間でコミュニケーションを取り継続して問題解決にあたりましょう。
どのようにメーカーを選定するの?
おおよその予算はどのように決定するの?
そして、導入費用はどのように調達するの?
リコーリースが
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理由① 相談の一本化ご自身で貴院に合った電子カルテを選ぼうとすると、「種類が沢山あって迷ってしまう」「そもそもどのようなメーカーがあるかわからない」と、インターネットで調べても手間や時間がかかります。 | ![]() 理由② 公平中立な立場から | |
![]() 理由③ 電子カルテ機材をレンタル出来るので、コストダウンを図れます電子カルテ導入のコストは大きく分けてソフトウェアとハードウェアの内訳で決まります。 | 理由④ 複数の調達手段をご用意レンタル以外の調達手段として、リース、割賦、ご融資などのファイナンス提案が可能です。 |
相談の一本化
ご自身で貴院に合った電子カルテを選ぼうとすると、「種類が沢山あって迷ってしまう」「そもそもどのようなメーカーがあるかわからない」と、インターネットで調べても手間や時間がかかります。
お客様ご自身で電子カルテメーカーに個別に問い合わせる手間が無く、まずはリコーリースが候補となる電子カルテをご紹介致します。

公平中立な立場から
電子カルテ選びを支援します
複数メーカーの電子カルテの中からご自身で比較検討する場合、得られる情報にばらつきがあり、同じ条件で比較するのが難しいこともあります。
リコーリースでは病院規模や病床の種類などに合わせて適した電子カルテメーカーをご紹介し、比較選定を支援致します。

電子カルテ機材をレンタル出来るので、コストダウンを図れます
電子カルテ導入のコストは大きく分けてソフトウェアとハードウェアの内訳で決まります。
リコーリースグループでは、電子カルテ機材をレンタルする事が出来るため、導入コストのダウンを図ることが出来ます。またレンタルは端末の一元管理や、故障時の代替機提供、廃棄などの手間をアウトソーシングできます。
複数の調達手段をご用意
レンタル以外の調達手段として、リース、割賦、ご融資などのファイナンス提案が可能です。
医療専門の営業部門を有しており、20年以上の業務実績から、貴院に合った最適なご導入方法をご提示致します。
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