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クリニック開業コラム
2020-10-02

リスクを減らし続けていくために重要な開業時の集客

利益もなければ継続することができない

医療ということは、確かに崇高なことです。ですが、クリニックという側面で見れば、経営であることに変わりはありません。利益を追求することなくできることではありません。利益がなければ、続けることができなくなってしまうのですから、どんなにすばらしい理念があったとしても、経営ということを意識していかなければいけないということです。ビジネスということに疎いということもあるかもしれません。ですが、継続していくということも、クリニックということを考えれば地域の貢献につながるでしょう。赤字では続けていくことができず、利用していた人にも辛い思いをさせることになるのですから、継続できるように計画をすることが大切です。

そのためには、開業時からどれぐらい集客ができるのかということを計算していかなければいけないでしょう。初めの躓きは、将来的な躓きにつながっていくからです。できるだけ順調に進めていくことができれば、将来も安定して継続ができるでしょう。経営が安定してから、何か問題が出ても耐えられるだけの力がついているはずです。ところが、開業時にはこうした力はありません。評判も下がってしまえば取り返すことはできないでしょう。だからこそ、開業時の集客ということは、外すことができない要因となります。

だからといって、利益を追求するだけでいいということでもありません。そこは、医療ということを考えて両立させていくことになるでしょう。それでも、高度な医療機器などを導入し、少しでも貢献したいと思うのであれば、利益を上げることになるでしょう。善意や貢献という言葉をはき違えないようにすることが、成功への道へとなるということです。

集客するための範囲はどれぐらいか

クリニックの開業時には、さまざまなデータを集めます。成功への道として、データがなければ始まらないからです。診療圏調査も、このデータを集めるためにおこなわれるものであり、ただ場所があるから開業してもいいということではありません。感覚だけで始めたとしても、集客を望むことができないからです。

診療圏調査をおこなうと、非常に細かな情報が見えてくるようになるでしょう。診療圏とは、どれほどの顧客がいるのかを知る方法であり、集客に直結する情報を集めるからです。だれでも近くに病院があれば使いたいと思うでしょう。この考え方が基本にあることから、開業したい場所がどれだけ集客できるのかを調べることができます。

一般的な考え方として、クリニックの集客距離は、0.5kmと考えることが多いです。これ以上離れると、歩いても自転車などでも診察を受けることが難しくなってくるからです。公共交通機関を使ったとしても、1km以上離れれば、簡単に行くことはできないでしょう。この2つの距離の中に、いったいどんな診療機関があるのかを調査することによって、競合相手を割り出すことができるようになります。

もちろん、他にも立地条件や路線の問題などもありますが、大きな指標になってくるでしょう。初期の集客に関しても、ここからある程度の値を計算することができるようになります。診療科目ごとの競合などもありますので、情報を追加し精度を高めていくことによって、距離からの集客力を見極めることができるようになるでしょう。

インターネットの集客により増やしていく

集客には、顧客となる患者の数を把握することも必要です。子供のいないところに小児科を作っても意味はないということになるでしょう。経営ということを考えた場合、範囲を把握するだけではすみません。その範囲内にどれぐらいの人が住んでいるのか、その人たちは患者としてターゲットになるのかということです。患者がやってこなければ、経営はできないのですから、この数を把握することが重要となるでしょう。

実際に開業時の集客を高めようと考えた場合、宣伝をすることがポイントになってくるでしょう。今集客するのか、それとも将来的なところまで見るのかということを考えなければいけません。チラシを配布したりするのは、確かに効力を上げます。ポスティングをしたりするのもいいでしょう。ですが、これでは将来的な顧客を集めることはできません。特に開業時には、情報というものが伝わっていないため、受診することにも不安があります。これが集客の足かせとなるでしょう。

そこで、ホームページなどを作り、情報をもたらすということが重要になってきます。今では、誰もがスマートフォンなどを持ち、情報を得ることができるでしょう。特に潜在的な患者は、こうした情報を基に行動することが基本です。診療圏調査によっても見えてきますが、顕在化させるためには、認知してもらわなければいけません。こうした情報を提示することにより、範囲を超える地域からも患者になってもらえる可能性も出てきます。リスクも減らすことができるようになるのですから、こうした集客も考えていくことが重要です。

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