初めての方は
こちらから
新規会員登録を見る

ログイン情報を保持   

リコーリースのクリニック開業支援 ドクターサポート

会員限定!クリニック開業の希望地域・診療圏を合わせて今すぐ検索!
※提携不動産会社からの物件のみ掲載しています

開業を決めたら、最初に決めなければならないのが開業地。
生まれ故郷、自宅がある地域、現在の勤務先がある地域、先輩医師から勧められた地域、「開業するなら」と以前から検討していた地域など、ご自身の知識と経験からいくつかの候補地が浮かんでくると思います。インターネットで開業物件を扱っているサイトを見てみると、戸建て、医療モールなどの不動産情報が多数掲載されており、どの物件にするか頭を悩ませることになります。
そこで今回、選択肢の1つとして紹介するのが「補助金を出し開業医の誘致を図る自治体」での開業です。

昨今、医師偏在、診療科偏在問題が大きく取り上げられるようになってきましたが不足している診療科・診療所を充足するべく補助金を出し、開業医の誘致を図る地方自治体が出てきています。新規開業にかかる費用への補助金は自治体によって様々ですが500万円から1億円を超えるケースもあり、特に不足する産婦人科や小児科に診療科を限定している自治体も多いようです。
また、多くの自治体が補助の条件に「市内で10年以上診療を継続すること」「地元の医師会に加入すること」「休日当番医や学校医、その他市の事業に協力すること」などを設定しており、地域医療への貢献を求めています。
下記、誘致自治体の一部を紹介させて頂きます。
【記事中の補助金には諸条件があり、詳細は当該自治体に確認ください】

①千葉県流山市

<概要>

流山市内で小児科を開業した場合、土地、建物、償却資産(内装工事費、医療機器、什器等)にかかる固定資産税及び都市計画税相当額を交付するものです。
土地・建物を取得(購入)した場合は5年間、賃借した場合は3年間交付します。

<奨励金交付の目安>

ケース1 賃貸テナント40坪の小児科

平均的な初期投資
内装工事費 2,000万円
医療機器 1,000万円
その他什器等 300万円
固定資産税 約33万円/年
奨励金 約100万円(33万円×3年)

ケース2 土地建物取得の小児科(うち1/2が住居併設)

平均的な初期投資
120坪の土地取得 3,500万円 × 1/2
延床面積120坪の建物建設 8,000万円 × 1/2
医療機器 500万円
その他什器等 300万円
固定資産税および都市計画税 約70万円/年
奨励金 約350万円(70万円×5年間)

(出典:千葉県流山市「小児科クリニックの開業を支援します!」 より、一部抜粋編集)

②我孫子市小児科診療所開業促進事業補助金

<交付対象者>

次の各号のいずれにも該当する者
(1)新たに開設する診療所又は既に開設している診療所に新たに小児科を診療科目として追加した場合の当該診療所に、初めて補助金の交付の申請をする日において55歳以下の小児科専門医が常駐していること。
(2)補助対象診療所の小児科の診療時間が小児科専門医により1週間当たり30時間以上あること。
(3)補助金の交付の対象とする事業に係る計画の認定を受けた日の翌日から起算して1年以内に補助事業を開始し、開設届の開設年月日から起算して10年以上継続して医業を行う見込みがあること。
(4)補助対象診療所に常駐する小児科専門医が一般社団法人我孫子医師会に属し、又は属しようとしていること。
(5)本市又は医師会が実施する地域医療に関する事業に積極的に協力すること。
(6)補助金の申請に係る補助金の交付の対象となる経費について、他の類似の制度の補助金、助成金等の交付を受けていないこと。

<補助金の額>

事業区分 補助対象地域 補助金の額
1回目の上限額 2~5回目の補助額
小児科診療所の新規開業事業 市域西側地区
(※1)
JR我孫子駅
JR天王台駅
周辺地域
(※2)
1,500万円 年100万円×4年間
上記以外 1,000万円
小児科診療科目の新設事業   500万円

(出典:千葉県我孫子市公式ウェブサイト「我孫子市小児科診療所開業促進補助金」 より、一部抜粋編集)

③宮城県栗原市

<交付対象者>

助成の対象者は、医師または医療法人で、次の3つの条件を満たす方
(1)市内で分娩を取扱う産婦人科医院又は小児科医院を専門とする施設を開設される方
(2)継続して10年以上開業する見込みのある方
(3)産婦人科又は小児科の専門医制度の認定を受けた方

<補助対象経費>

(1)土地取得費
(2)建物取得費
(3)医療機器取得費
(4)什器等取得費
(5)建物改修費
(6)土地・建物・医療機器賃借料

<補助金の額>

医院を開設するための施設整備等に要する経費を対象として2分の1を助成。
上限額は、産婦人科は1億5千万円、小児科は1億円とし、土地取得にかかる経費につい別枠で2千万円を上限とする。

(出典:宮城県栗原市「栗原市産婦人科医院及び小児科医院開設等助成事業」 より、一部抜粋編集)

 

流山市においては商工振興課 誘致推進室の担当者の方が弊社に来社頂き、制度の紹介をしていただくなど開業支援に携わる会社に案内を行うなど積極的に小児科医師を誘致されようとしています。このように日本各地では積極的にクリニック誘致をしている自治体があります。
開業支援時に1番時間を要するのが開業場所を決めるフェーズになりますが、まずは先生の開業場所に対する考え方、志向をまとめて頂くことが重要だと考えています。
ターミナル駅等、患者数が非常に多いが競合となるクリニックも非常に多いエリアで競合に打ち勝っていくのが考え方として合っているのか、競合が少ないエリアを探し自分のペースで患者を集患していく考えが合っているか。
今回の自治体誘致エリアでの開業は、競合が少ないエリアを検討されている先生方からすると、自治体が地域のニーズが大きいことを把握しており集患の面においてメリットを享受でき、補助金を受けることでコスト面でのメリットもあり、クリニック運営という観点からすると早期に事業が黒字化できる可能性が高く、選択肢の1つになりえると考えます。

 

弊社は開業支援として開業地探しから、事業計画の策定、医療機器の選定、行政手続きなど一貫したサポートを実施しております。先生の希望に沿った立地選定をさせて頂き、その立地で開業した場合を想定した事業計画を作成し納得の上で開業計画を進めております。
また弊社は開業がゴールとは考えておりません。開業がスタートとして二人三脚で先生が描いていた開業後の姿まで伴走させて頂きます。
是非、クリニック開業を検討された際は弊社リコーリースにご相談ください。

お問合せをする

ドクターサポートとは? クリニックの新規開業の強い味方!ドクターサポート会員特典

クリニック開業のドクターサポートはリコーリース株式会社が運営するクリニック開業のためのコンサルティングを提供いたします。
開業前の「診療圏調査」「開業物件情報」を始め「資金調達」開業後のサポートまで幅広く対応しております。
開業支援専任の担当者が、クリニック開業だけでなく開業後のクリニック経営も意識したトータルサービスをご提供します!
クリニック開業なら開業実績の豊富なリコーリースが最後までサポートいたします。